実は今の時期が一番美味しい食べ物を。 – ハイブリッドヘルス小岩中央公式ブログ

『土用の丑の日に鰻を食べると良い』
とは平賀源内の作ったキャッチコピーだとか
実はそんなことはないだとか。
調べれば色々と出てくる鰻のお話。
どうもおはようございました。睦月です。

ちなみに鰻の旬とされる季節はちょうど今頃。
『暑さとは無関係な12～1月頃が一番うまい』
とは北大路魯山人の談とかなんとか。
事実、今の時期のウナギの方が脂の乗りが良く
非常に美味しいのは事実でございまして。

食べてきました。
最近ちょいちょい通っております五反田。
その駅から歩くこと10分ほど。
目黒川を渡り、東急大崎広小路駅を過ぎまして
ビルの一階に小さく構える鰻料理のお店
【よね山】さんでございます。

調理風景の観れるカウンターが5席ほどと
4人掛けのテーブルが4つほど。
メニューを眺めますと「まむし丼」なるちょっと聞きなれない
不思議なメニューもありますがそれは置いて置きまして。
今回はうな重を選択。

鰻のかば焼きは関東と関西でちょっと料理法が違うそうで
・腹から開くか背から開くか
・蒸しの工程の有無
・焼きの工程で使う串の種類
あたりが西と東の差だとかなんとか。
そんなことを調べながら待つこと数分。

思ってた以上に大きな重箱。
開けてみればぴっちりと詰められたご飯の上に
ふっくらと焼き上げられた鰻が4枚。
量も思ってた以上でなかなかに重量感。

早速の鰻。
箸で簡単に身が解れる柔らかさ。
しっとりふっくらとしていて口の中で『身が溶けていく』感じ。
小骨があるもののさほど気にならず。
皮も舌で触れればほどけていく感触。
身が溶け、口の中に広がる鰻とタレの溶けあった
柔らかい風味。まさに極上の感覚。

スーパーなどで売っているか店で食うかの違いかもしれませんが
脂の乗りも全然違いまして。
飲み込んだ後の口内に残る風味も濃厚。
この風味だけでコメが食えます。
追加用のタレもありましたがそんなもの不要と言わんばかりの
濃厚な鰻の風味と焼き付けられたたれの風味
そしてそれを受け止めるコメの柔らかさ。
三位一体となってまさに口福と言った感触。

極上のひと時を堪能しまして。
今回は関東風の鰻でしたので
時機を見て関西風の鰻も食べてみたいなと思う私でございました。

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