ラーメンが気付いたら肉丼に化けていた。 – ハイブリッドヘルス小岩中央公式ブログ

塩ラーメンとはとても難しいと
どこかで誰かが語っていた記憶がそれとなくございます。
確かに醤油や味噌と異なり塩という非常にシンプルながら
それ故にアレンジも難しい調味料はそうないことでしょう。
それを味のベースにするとなりますと、それこそ
非常に難題であると言わざるを得ません。

そんな塩ラーメンのとても旨い店が北千住にある、と
知人から聞きまして。
北千住と言えばJR常磐線やつくばエクスプレスが通る
茨城から東京に来る際の入り口ともいえる駅。
東京メトロや東武スカイツリーラインなんかも通る
ターミナル駅ともいえる非常に大きな駅でございまして。
短い間ではございましたが近辺で働いていたり
住んでいたこともある土地でございました。

という訳で数年ぶりに北千住へ向かおうとしたのですが
総武線に乗りまして座席に座りましたらそのまま夢の世界へ。
本来ならば秋葉原で乗り換えまして数分、と言った所だったのですが
気付けばこんなところに。時刻は12時ちょっと。

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人気店だと言いますから今から向かったとしても行列は必至でしょう。
仕方なく3年ほど前まで働いておりましたこの駅で降りまして。
鳴る腹を押さえながら飯屋を探します。
3年もたてば変わるものもあり変わらぬものもあり。
当時の記憶を頼りにあっちへふらふらこっちへふらふら。
ふと目に入りました面白い店の名前【新大久保肉劇場】。
店の名前に惹かれてふらふらと店内へ。

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店内はカウンターが2列ほど、奥の方に4人掛けのテーブルが少々。
食券方式で、店員に渡した後丼にかけるソースを選ぶそうで。
ソースも10数種類となかなかに悩みます。
今回は『オススメ』と出ておりました三種盛り『劇場丼』をチョイス。
大盛りが無料とのことですので大盛りにしてもらいまして。
辛味は欲しいですがハバネロにすると
後で胃腸にダメージが来ますのでシンプルに辛口。
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到着しましたのがコチラ。大盛りでこのボリュゥム。
これは嬉しい誤算です。
まずはスープで口内を潤します。
シンプルな中華風卵スープ。
具材は卵と玉ねぎ・長ネギ・ゴマと定番ながら非常に落ち着く味。
口から胃まで食べる準備が整ったところで丼に手を出しまして。
まずは肉を一切れ。そして出てきたご飯を押し込む。
カルビは若干の赤みが残るレアな焼き加減。ピリッとしたソースとごはんがさらに箸を進ませまして。
ハラミ肉は非常に食べなれた味と食感。脂分も控えめでくどくなく
しかしソースはしっかり絡んで米がさらに進みます。
そしてせせり。ここまでカルビ・ハラミと豚系のしっかりとした肉質で責められた胃への休憩地点。
鶏肉独特の筋っぽさと柔らかさ。ほっと一息しながらもソースの辛味が触れることで次々とコメが消えていく、手品のような味。
気付けばあっという間に完食しておりまして。
想像以上のボリュゥム・味にしっかりと満足致しまして。
また大久保に行くことがありましたら是非立ち寄ろうと思いました。